【中小製造業を専門とする経営コン サルタ ント】
中小製造業の経営の基本は、「ヒト」・「モ ノ」・「カネ」を効率よく活用して利益を得、社会に貢献する ことです。 そのためには、製品開発から生産~販売に至る企業活動の過程で生ずる諸問題を 『見える化』して、現状を把握した上で最適な改善策を実施することが必要です。
俵経営コンサルタント事務所では、『経営の見える化』を基本 に、中小製造業の経営者の皆様方を支援致します。

はじめてこのホームページにご訪問された皆様に

この度は当ホームページにご訪問していただきありがとうございます。当ホームページは俵 経営コンサルタント事務所のホームページです。 当経営コンサルタント事務所は、中小企業業に特化した中小企業製造業の経営者の 方々のための経営コンサルタント事務所です。中小製造業における 製品開発から生産~販売に至る企業活動への支援を得意としております。 本ページは所長である私の業務経験・実績をご紹介しているページです。 興味を持たれた方は下記ページもご覧いただければ幸いです。

業務経験及び実績

大手電気機器製造メーカにて26年間、主として「製造現場における 歩留まり改善・工程改善・工法開発」・ 「子会社の経営改善」・「環境保全」などの社内的コンサルタント業務に携わってきました。 社内的コンサルタント業務は、現状の課題分析・診断から始め、 利益確保ための指導を行ってきました。
その後電気機器製造業を早期退職し、日本経営士協会に入会と同時に スポーツ用品製造販売会社において実質的なコンサルタント活動を開始し、 Web通販事業の立ち上げ・マーケティング・コスト削減を念頭に入れた経営改善を指導し、 所定の成果を収めております。主な業務経験は以下の通りです。

<社 内的コンサルタント実績>

大手電気機器製造メーカにおける主な社内的なコンサルタント実績で す。事業責任者に業務改善の必要性を説き、企画・運営・実施の責任者 としてプロジェクト参加者を募り、メンバーとともに実施。製造現場は『宝の山』 であることを発見し、製造現場の『見える』・『見える化』の 必要性を認識するとともに、品質管理手法であるPDCAサイクルが 製造業の 『経営サイクル』そのものであることを体現いた しました。

(1) 製造現場における歩留まり改善・工程改善・工法開発
事業体傘下の基幹部品製造部門において不良解析・工程改善を実施し、事業対の経営改善に貢献。

★ 基幹部品の歩留まり・工程改善:
品質管理手法を用いて不良の発生原因を明確にし、工程改善を施すことにより歩留まりを 大幅に向上・安定化させました。この過程で製造原価の計算方法を習得し、 改善効果を定量的に金額面で評価できるようにした。 現場における『見える』・『見える化』 の重要性を認識するとともに、その手法を確立するために苦戦した業務。

★ 基幹部品の工法開発:
基幹部品製造のための冶具設計・量産設備・付帯設備の設計・開発・導入を指導し、 3年間で基幹部品の生産を10倍に拡大。事業発展に寄与。

★ 基幹部品の原材料の工法開発:
従来原材料を社外から購入していたが、コストダウンのために内製化を検討した。 原材料の評価設備、生産設備の設計・開発・導入を指導した。内 製化に成功し、これにより原材料費を1/3にコストダウン。利益拡大に寄与。

(2)  電子基板の製造工程に関する診断・指導:
事業体傘下の電子基板事業部の不良解析・工程改善を実施し、事業部の経営改善に貢献。

★ 電子基板製造工程での不良解析・工程改善指導:
電子基板の製造工程での不良発生原因を材料物性・反応プロセスの観点より解明。 工程改善を施すことにより歩留まり向上・品質の安定化を達成した。

★ 顧客クレームなどに関する診断・指導:
・大手納入先の客先トラブルを解決し、受注の安定化に寄与。
・絶縁材料を新規開発し、新規顧客の開拓に寄与。

(3)子会社の経営改善指導:
事業体傘下の子会社(資本金:2億円、従業員:100名、素材製造・加工業)の製造現場を主 体とする経営改善を行い、累積赤字を一掃し黒字に転換させること成功。 私がコンサルタントとして歩み始める原点であり、経営における『見える』・『見える化』を どの様に進めるかを検討し、PDCAサイクルとのリンクさせることに着目・実践した。 そして、中小企業の経営サイクルにはPDCAサイクルを適用するのが妥当であるとの結論を導き出した。 現場改善の効果が客観的な数字(利益)で出てくるようになると、人も変わり経営も変わる事を実感する。

★ 素材歩留まり・収率の改善:
素材育成時の不良発生原因を明確にして、根本的な対策(新規育成方法など工法開発含 む)を施すことにより、素材歩留まり・収率を大幅に向上・安定化。こ れにより、材料原価が一気に半減となり、素材・製品出荷量が倍増。

★ 材料費、加工賃の低減:
素材加工プロセスを検討し、材料取りの改善・加工ロスの削減、工程レイアウト変更、 段取り工数の低減活動を行うことにより、製品の収率が30%UPし工数が30%削減可能となった。

★ 内製化による外注加工費の低減・短納期化:
外注加工費の大幅削減・短納期化を目指して、素材加工の内製化に挑戦。 バブル崩壊直後であったのも関わらず、社員の仕事を確保するとともに加工賃の低減・短納期化を実現。

★ 納入先へのVE提案活動:
納入先からのコストダウン要求に際して、こちらからVE提案を実施し、 納入先とのWin-Winの関係を結ぶことにより、信頼関係を醸成し長期受注を可能とさせ経営の安定化に貢献。

★ 5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾け)活動の実施:
組織的に5Sを実施し、従業員の意識向上と直接的・間接的なコストダウンを図った。

(4)  環境保全体制の構築・運用指導
事業体の欧州のRoHS指令・WEEE指令に適合する「有害化学物質不使用対策」を診断・指導し、 「鉛・カドミュムなどの有害化学物質の不使用活動」を推進。RoHS指令・WEEE指令が発効する 前に、これら指令に対する事業体の対応が可能となった。

★ 鉛フリー化の推進指導:
電子部品に使用する鉛はんだを全廃し、鉛フリー化を組織的かつ計画的に実現。

★ グリーン調達活動体制の構築・推進指導:
全社的なグリーン調達基準の制定に携わり、国内・海外現地法人の社員全員に、 また国内・外でサプライヤー説明会を開催し、グリーン調達運営の趣旨徹底を図った。

★ サプライヤー監査体制の構築・推進指導:
全社的なサプライヤー監査基準の制定に携わり、国内事業所・海外現地法人の監査要員の育成を図るとともに、 国内・海外サプライヤーへの監査・指導を行った。

★ 環境品質保証システムの構築・推進指導:
社内外に環境品質保証に関する規定例が無かったため、ISO9001(品質保証規定)と ISO14001(環境保証規定)を融合させた「環境品質保証システム」を新たに考案。 傘下の国内外事業体に広め、有害化学物質を含む部品・製品を「買わない」・「作らない」・「売らない」 ための有害化学物質の不使用体制をグローバルに指導・構築した。

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<コンサルタント実績>

大手電気機器製造メーカを早期退職後、スポーツ用品製造直販会社及び中小製造加工メーカなどと 顧問契約を結び、 実質的なコンサル活動を開始し現在に至る。主な実績は以下の通りです。

1.スポーツ用品製造直販会社

(1)Web通販専門子会社の独立支援
通販事業の拡大を目指して、営業部門の一部がWeb通販専門の子会社として独立することとなった。 子会社設立(資本金:1,000万円、従業員:5名)・運営に至るまでの経営指導を行った。

★ Web通販事業の本格立ち上げ・運営指導:
Web通販事業の構築を指導し、Web通販専用の自社HPの立ち上げ・ 楽天・ヤフーへの出店を果たし、通販事業を年商1億円規模まで拡大。

(2)本社・開発・営業部門の経営指導

★ 店舗立地に関する診断・指導:
商圏を含む店舗立地を検討し、店舗出店時の基準を明確にした。

★ 商品在庫・部品在庫に関する診断・指導:
・商品寿命を明確にし、キャッシュフローの改善を目的にした商品在庫・部品在庫の管理方法 を導入し、在庫の大幅削減を指導した。
・部品発注~商品販売までの商品管理を指導し、商品回転期間の大幅短縮を可能とした。

★ 商品の開発・事業計画策定指導:
顧客の購買層を分析し、商品開発の方針を明らかにするとともに、品揃え・価格設定基準を明確にして、 マーケティングを意識した商品開発を指導した。 また、商品開発を軸とする事業計画の作成・展開方法について指導。

★ 経営診断・指導:
管理会計手法を用いて、損益計算書をベースに、製造原価、販売管理費、一般管理費の詳細を分析し、 コスト削減による経営改善を指導。

2.中小製造加工メーカ等

★ 経営診断・指導:
管理会計手法を用いて、損益計算書をベースに、製造原価、販売管理費、一般管理費の詳細を分析し、 コスト削減による経営改善を指導。

★ 製品在庫・部品在庫に関する診断・指導:
・キャッシュフローの改善を目的にした製品在庫・部品在庫の管理方法を導入し、在庫の大幅削減を指導した。
・受注~製品出荷までの工程管理を指導し、納期の大幅短縮を可能とした。

★ 工程改善:
加工品の歩留まり改善・工程改善を指導し、製造原価の大幅低減を実現した。

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